スマートシャトル@ウブドbyトヨタモビリティ基金終了しました

※当ブログではアフリエイト広告を利用しています’

Google広告

トヨタモビリティ基金SMART@UBUD

2023年9月23日よりバリ島ウブドで始まったトヨタモビリティ基金(TMF)によるEVシャトルカーサービス「Smart Shuttle @ UBUD」ですが、残念ながら2024年5月をもって終了いたしました。
TMFの出資によって導入されたEVカーは今後は地元のタクシーサービスに利用されるとのことです。

バリ島ウブドは小さな町ですが、歩いて回るとなると、坂道も多く結構辛いものがあります。
かといって、公共交通機関はトランスメトロデワタという公共バスのみ。
街の中に点在する観光スポットを回るのも、意外と面倒です。

こんな観光客の不便と、地元の雇用増進を狙いTMF(トヨタ・モビリティ基金)の協力のもと、2023年9月23日から2024年5月22日の間、EVカーによる無料のシャトルサービス実験「SMART Shuttel @UBUD」が行われました。

この記事では、 スマートシャトル@ウブド(SMART Shuttle@Ubud)について、どのようなサービスだったのかを紹介します。

無料とのことで多くの観光客に利用されたサービスでしたが、当初目的としていたビジネスとしてはうまく発展できなかったようです。
また、このようなサービスが復活してくれることを期待しましょう。

その他のウブドエリアの移動方法は以下の記事で詳細説明
ウブドエリアのおすすめ移動方法

クタやスミニャック、サヌールといった南部エリアから格安でウブドまで来るには、公共バス・トランスメトロデワタ(Trans Metro Dewata)やシャトルバスサービスのご利用がおススメ。
詳細は以下リンク先をご覧ください。
バリ島のシャトルバスサービス
バリ島公共バス・トランスメトロデワタ

バリ島ウブドで新しく始まった無料シャトルサービスを使ってみた
早速SMART Shuttle@Ubudシャトルサービスを体験してきました

スマートシャトル@ウブドとは

スマートシャトル@ウブドとは、EV車(電気自動車)を使ったウブドエリアのシャトルサービス。
観光客の利便性の向上と、地元産業の発展を目指して、トヨタモビリティ基金(TMF)の協力で2023年9月から2024年5月まで行われた社会実験です。

どんな人が使える?

利用制限はありません。
スマホにアプリをインストールすれば、観光客でも地元の方でも誰でも利用できます。
アプリは日本語対応がされており、乗車場所、降車場所をアプリ上で指定できるので、英語やインドネシア語はちょっとわからないという方でも簡単に利用できます。

どんな場所に行ける?

現在のところ、ウブド王宮やウブド市場を中心に、ネカ美術館やモンキーフォレストといったウブド中心部がサービス範囲となります。

詳しい範囲は「シャトルサービスの範囲」の章で解説しています。

また、乗車、降車場所は決まった場所になります。
好きな場所で乗って、好きな場所で降りてということはできません。

気になる料金は?

何回利用しても、無料でサービスを受けることができます。

社会実験期間中は無料での利用ができ、その後は地元産業として拡大を狙っていましたが、地元産業としての定着はうまくいかなかったようです。

どんな車が来るの?

サービスに使われる車は2種類。
どちらもEV車(電気自動車)です。

ミニバンタイプの車両

こちらは、ミニバンタイプの車両。
1~3名程度の乗車人数となります。

ワンボックスタイプの車両

こちらはワンボックスタイプの車両。
最大5名の乗車とスーツケースなどの積載が可能です。

ロゴマーク

どちらの車も車体に大きくサービスのロゴマークが入っていますから、近くに来ればすぐにわかります。

ミニバンタイプとワンボックスタイプ、どちらの車が来るのかは、配車時の利用人数で判断するそうです。
ただ、空いている車の関係で1名の乗車でもワンボックスタイプの車が来ることもあります。

静かなEV車でのシャトルサービス。配車方法もスマホで簡単にできるので、すごくありがたいサービスでした

スマートシャトル専用アプリのインストール

それでは、このスマートシャトル@ウブドの使い方を紹介します。
まずは、配車をするためのアプリをスマホにインストールします。

Google Play画面

アプリはすでにGoogle PlayやApple Shopで無料でダウンロードできます。

「SMART Shuttle@Ubud」で検索すればすぐに見つかります。

ログイン画面

インストール後「開く」をタップするとログイン画面が表示されます。

まだ、アカウントがない方は「アカウントを作成」をタップしてください。
すでにアカウントがある方はメールアドレスとパスワードを入力してログインします。

アカウント登録(サインアップ)画面

アカウント作成(サインアップ)画面が開きます。

メールアドレスと好きなパスワードを入力します。
パスワードは英数字+記号で8文字以上が推奨されています。

名前の入力画面

次にお名前をフルネームで入力します。
ドライバーへのお客様情報になりますので、ローマ字で入力してください。

携帯電話番号入力画面

携帯の電話番号を入力します。
この電話番号にドライバーから電話が掛かってくるわけではないので、日本の電話番号で大丈夫です。

ワンタイムパスワード入力画面

入力した電話番号のSMSにワンタイムパスワード(6桁の数字)が送られてきますので、それを入力します。

SMSが受信できるようにしてください。

以上でアカウント作成は終了です。

シャトルサービスの使い方

アカウントができたら、シャトルサービスのご利用が可能になります。
では、順番にシャトルサービスの配車方法を紹介します。

乗車場所の指定

最初に乗車位置を指定します。

アプリ画面の地図は指で動かせますので、乗車場所の青いポイントを指定します。

降車場所の指定

次に同様に降車場所を指定します。

乗車リクエスト送信画面

乗車時刻(出発時間)と人数を指定します。
乗車時刻は、現在時間から最も早い時間が自動で表示されます。

予約確定画面

自動で空き車両を探し、見つかったら「乗車可能な車両が見つかりました」と表示されます。
問題なければ「予約確定」のボタンをタップします。

予約した車両の現在位置がアプリの地図上に表示されます。
同時に、車両ナンバーや到着予想時刻も表示されるので、安心ですね。

車両が到着したら、「スライドして乗車コードを表示する」を右にスライドします。

乗車番号が表示されますので、それをドライバーに見せて、乗車します。
あとは、目的地に着いたら、車を降りて以上で利用終了です。

今のところ、ドライバーの評価などの入力は無いようです。

アプリはすべて日本語で出てきますので、安心です。すごく使いやすいアプリですね。

シャトルサービスの範囲

このシャトルサービスは、好きなところで乗降車できるのではなく、停留所が決まっていて、その場所でのみ乗降車ができます。
この停留所は、今のところウブド王宮を中心としたエリアのみで、テガララン・ライステラスやゴアガジャ遺跡といった郊外の観光地までは範囲に入っていません。

こちらが、停留場ポイントの地図です。
変更や増設があったら、都度修正していきます。

ターミナルにある看板

各停留所には、写真のような看板が立っていますが、それほど大きな看板ではないので注意していないと見落としてしまいます。
アプリの地図には現在位置も表示されるので、その地図を見ながら停留所を探した方がいいでしょう。

スマートシャトル@ウブドbyトヨタモビリティ基金まとめ

トヨタモビリティ基金(TMF)の協力により2023年9月23日から2024年5月22日まで行われたスマートシャトル@ウブドについて紹介をしました

このサービスはEV車(電動カー)を使ったウブドエリア内のシャトルサービスで、ウブド内に十数か所ある停留所から停留所へのシャトルとなります。
シャトルといっても、路線が決まっているわけではなく、スマホにインストールしたアプリを使い乗車場所と降車場所を決め、シャトルカーを配車します。

サービスの範囲はウブド王宮、ウブド市場を中心としたウブド中心エリアで、テガラランライステラスやゴアガジャ遺跡といった郊外の観光ポイントにはいきません。

無料期間を経たのち地元産業として定着、発展を願っておりましたが、残念ながら2024年5月24日をもってこの取り組みは終了
目標の定着はできなかったようです。

EV車を使っているのでたいへん静かで、快適なシャトルカーサービス。
旅行者にとって大変ありがたいサービスですので、またこのようなサービスが復活してくれることを祈ります。

Google広告

シェアする

フォローする

スポンサーリンク

お問い合わせなどはこちら!
お問い合わせなどはこちら!