インドネシア健康報告(SSHP)登録方法

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インドネシア健康報告書(SSHP)申請手続き方法

この記事は2024年8月末から始まったインドネシア入国者向け健康報告(SSHP)の登録方法を解説したものです。
この記事を読めば、インドネシア・バリ島に渡航する際に必要な手続きの一つSSHPの登録方法がわかりますので、これからバリ島に行こうという方は必ず最後までお読みください。

インドネシアの健康報告(Satu Sehat Health Pass=SSHP)とは、2024年に世界的に感染拡大が危険視されているエムポックス(サル痘)対策のために2024年8月末より始まった入国規制の一つです。
海外からインドネシア国内に入国する旅行者は国籍を問わず全員がこの報告をしなくてはいけません。

健康報告はスマホやパソコンを使ったオンラインで行います。
簡単な登録ですが、スマホ、パソコンの操作に慣れていない方には、わかりづらく難しいかもしれません。

そこで、この記事ではインドネシア健康報告(SSHP)のパソコンでの登録方法を紹介します。

この健康報告は入国者全員が行わなくてはいけないものですので、これからインドネシアに渡航される方は、記事を参考にサクッと登録してください。

インドネシア入国時の健康報告(SSHP)提出のやり方
健康報告SSHPについて動画でも解説しています

なぜ健康報告が必要なのか

2024年8月16日WHO (世界保健機関)は、エムポックス(Mpox サル痘) がコンゴ民主共和国 (DRC) およびアフリカの多くの国々で急増しているのを受け、『国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態 : PHEIC : public health emergency of international concern』を宣言しました。

コンゴ民主共和国では10年以上前からエムポックスが流行しておりましたが、近年その感染者数が急増し、新型のグレード1bが出現。
さらに昨年からコンゴ民主共和国に隣接する国でもエムポックスの感染が確認され、このことからWHOはPHEICを宣言したということです。

WHOの緊急宣言に関する詳細な記事はこちら
エムポックス (サル痘 : Mpox) を国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態と宣言 (WHO)

エムポックスに感染すると水ぶくれを伴う発疹に加え、多くの場合、発熱、寒気、倦怠感(だるさ)、リンパ節の腫れ、頭痛、筋肉痛などが起きるそうです。

多くの場合2~4週間ほど症状が続いた後自然に回復しますが、稀に重症化することも。
感染してから症状があらわれるまでの潜伏期間は通常7~14日(短い場合5日、長い場合21日のこともある)といわれているそうです。

エムポックスに関する症状など詳細情報はこちら
エムポックスについて|厚生労働省

このような状況を受け、インドネシアでは海外から入国する旅行者全員に滞在国や搭乗飛行機、現在の体調などを報告する健康報告(SSHP)を義務化しました。

健康報告(SSHP)登録方法

それでは、エムポックス対策のための健康報告(SSHP)の登録方法について紹介いたします。

パソコンを使った登録方法

登録はパソコンやスマホを使いオンラインで行いますが、今回はパソコンを使った登録方法を紹介します。
スマホを使った場合でも、画面レイアウトがちょっと違うだけで、内容はほとんど変わりません。

サイトにアクセス

以下URLのサイトにアクセスします。
https://sshp.kemkes.go.id/

今のところ詐欺サイトなどは見つかっておりません。
この健康報告には費用は全く掛かりません。
なので、手続きを進めていく途中でクレジットカード番号などの入力を求められたら、それは詐欺サイトですので、すぐにページを閉じてください。

画面に沿って入力

SSHP表紙

サイトにアクセスすると上のような表示になります。
ページ中央の「Start」をクリックします

申請ページ(英文)

入力フォームが出ます。
サイトは多言語対応ですが残念ながら、日本語には対応しておりませんので、プラウザの翻訳機能を使って日本語にして登録してください。

申請ページ(日本語)

プラウザの翻訳機能を使って日本語表記にしました。
上から順番に必要事項を入力します。

フルネームはパスポートに記載してある通りに英字半角で入力してください。
全角英字や漢字、ひらがなは入力できません。

電話番号は携帯の番号で結構です。
初期画面では国番号は+62(インドネシア)になっていますが、これは+81(日本)に変更します。
電話番号は頭の「0」取って入力します。
090XXXXXXXX→90XXXXXXXX

到着日は当日と翌日しか入力できません。
ですので、この登録は渡航日当日かその前日に行います。

到着港はインドネシアに到着した時の空港です。
日本からですと、ほとんどがジャカルタ(スカルノハッタ空港)かデンパサール(ングラライ空港)になります。

フライト番号はインドネシアに到着するときに乗っている飛行機のフライト番号です。
経由便を使う場合は経由地からインドネシアに向かう飛行機になります。
座席番号も、インドネシアに向かう飛行機の座席番号になります。

これらの症状がありますかという項目は該当するものすべてにチェックを入れます。

インドネシア出発前21日以内に訪問した出発国、経由国、その他の国は、日本語翻訳がちょっとおかしいですが、インドネシア到着日から21以内に滞在した国をすべて記入します。
短期間の滞在や経由(トランジット)の国も含みます。
もちろん、出発地である日本も記入してください。

上記の情報はすべて正しいことを宣言しますのチェックボックスをクリックしてチェックを入れると、左下に「提出する」というボタンが出現するのでそれをクリックします。

QRコードの保存

提出するボタンをクリックすると次のような画面になります。

SSHP登録済みQRコード

QRコードが表示されますので、これを保存してください。
プリントアウトしても結構ですし、QRコード部分だけをスマホに保存しておいてもいいです。

いつ登録するのか?

この健康報告の登録はいつやったらいいのでしょうか?

登録内容に、到着日の入力項目がありますが、これは当日と翌日しか入力できません。
また、飛行機の座席番号の入力も必要ですので、渡航するための飛行機のチェックインが終わってから登録するのが良いでしょう。

空港で飛行機に搭乗する前の空いた時間でスマホを使って登録されたらいいでしょう。

飛行機の到着日が変わってしまったら?

飛行機の遅延などにより、到着日が変わってしまったら、再登録が必要なのか?

それは必要ありません。
飛行機が遅延し到着日が翌日になっても再登録する必要はありません。

ただし、登録後フライトキャンセルなどにより、到着日が大きくずれた場合は再登録してください。

到着空港でやる事

インドネシアに到着したら、先ほど取得したQRコードを空港で提示します。

バリ島のデンパサール空港の場合、入国審査会場の手前で係員がQRコードをチェックしていますので、そこでQRコードをスマホ画面やプリントで提示してください。

万一この時点でまだ登録をしていない方は、その場でスマホを使って登録しましょう。
登録サイトのURLはチェックポイントに掲示してあるそうです。

インドネシア健康報告(SSHP)まとめ

2024年8月末より始まったインドネシアの健康報告(SSHP)

世界的な流行が危惧されるエムポックス(サル痘)に拡大感染対策のために、海外から入国するすべての旅行者に登録が義務つけられています。

登録は、スマホやPCを使いオンラインで行います。
入力項目もそれほど多くないので、5分もあれば入力は完了。
その後表示されたQRコードを保存し、忍土ネシアに到着した空港で提示すれば手続きは終了です。

この登録には費用は掛かりません。
もし、手続きを進めている途中でクレジットカード情報の入力を求められたら、それは詐欺サイトですので、すぐに閉じてください。

バリ島に渡航する際の手続きがまた一つ増えてしまいましたが、安全健康上の対策ですので、協力しましょう。

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