
この記事では外国人観光客がバリ島でバイクをレンタルする方法や料金相場、そして注意事項などを紹介しています。
ただし日本の国際免許はバリ島では使用できませんので、その対策も紹介。
バリ島内を自由に移動をしたいというツーリストはぜひこの記事をご覧ください。
バリ島旅行を何回か経験すると、ツアーなどで行くありきたりな場所ではない、特別な場所に行ってみたいとか、安く手軽に移動したいって思いますよね。
また長期滞在している方なら、日常の移動に便利に使える交通手段を持っていたいものです。
そんな方にお勧めするのがレンタルバイク。
クタやサヌール、ウブドといった外国人が多い場所には観光客や長期滞在者向けにバイクを貸し出すレンタルショップがたくさんあります。
とはいえ、日本でレンタルバイクを借りたという方は少ないでしょう。
どこで借りたらいいのか?いくらぐらいするのか?どうやって借りたらいいのか?免許証はどうするのか?
こんな疑問よーくわかります。
そこで今回はバリ島に長期滞在している筆者が旅行者のためのレンタルバイクの借り方、料金相場、注意点そして気になる免許事情などを紹介します。
バイクが手に入れば、いつでも好きな所に行くことができます。
バリ島旅行の楽しみがぐっと増え、自分だけの旅を楽しむこともできるでしょう。
リスクもありますが、一度はレンタルバイク体験してみてください。
レンタルバイクはちょっとこわいなぁ、という方はこちらの記事で他の交通手段をご検討ください。
>>バリ島おススメ交通手段
YouTube動画でもまとめましたので、こちらも併せてご覧ください。
目次
バリ島でのレンタルバイクの借り方

ここでは、バイクをレンタルする場所やレンタル方法、その時に必要なものなどについて説明します。
どこでレンタルしたらよいのか?
宿泊しているホテルやレストランの店先などで外国人相手にバイクレンタルをしているところがあります。
また道端に自分のバイクを置き「Rent Baik」という札を付けただけの、道端レンタルもあります。
しかし、私はちゃんとしたレンタルバイク店でレンタルすることをおススメします。
その理由は
- 本業なので車種も豊富にそろえてある
- バイクの整備もちゃんとやってある
- 事故や故障などのトラブルにも慣れている
レンタルバイク屋は街を歩いているとすぐに見つかります。
何台もバイクを並べ、ちゃんとした看板が出ているお店なら大丈夫でしょう。
また、最近はネットでレンタルするお店も増えてきました。
このようなネットのお店は、お客さんの指定するホテルなどにバイクを届けてくれるので、とても便利です。
Bali Bike Rental
こちらのネットショップは車種も豊富でホテルの他に空港にも持ってきてくれるそうです。
日本語サイトはありませんが、Google翻訳などを使えば大丈夫です。
Bali Rental Bike
こちらのサイトは日本語サイトです。
車種は一般的なものですが、レンタルバイクの他にもポケットWifiのレンタルやバリ島の高速道路カードなどの手配もやってくれるようです。
Bikago
ウブドやチャングーなど観光地でのレンタルバイクを扱うサイト。
少々料金は高めですが、どのバイクも奇麗に整備、清掃されており、対応もすごく良いです。
新車のバイクもそろっています。
レンタルする時必要なもの
パスポート
原本でなくても、コピーでもいいそうです。
他にも使う場面があるので、パスポートの顔写真が載っている面は2~3枚コピーして持っていると便利ですよ。
日本の免許証や国際免許証
ここまでするお店は少ないのですが、日本の免許証や国際免許証の提示を求められることがあります。
レンタルする時だけではなく、万一警察に捕まった時も使うことがあるかもしれないので、一応持っておくといいでしょう
カメラやスマホ
借りるバイクにキズや破損があったら、写真を撮っておきましょう。
返却時に傷をつけたと誤解される事もあるので、事前に写真を撮っておけば安心です。
レンタル期間と行動範囲
基本的にレンタルは1日単位になります。
この場合の1日は朝借りて夕方返すという日帰りと考えてください。
ただし、レンタル開始から24時間というお店もありますので、借りるときに確認しましょう。
もちろん一週間とか長期で借りることも可能です。
その場合、レンタル代金も少し負けてくれます。
中期で滞在する場合は、長期で借りてしまった方がお得ですよ。
行動範囲は、原則バリ島内です。
お隣のロンボク島やジャワ島に行くのは勘弁してというお店がほとんどです。
お客さんの中には、他の島で乗り捨てて、返却しない方がいるからだそうです。
外国人へのレンタルバイク禁止って本当?
バリ島では外国人観光客へのバイクレンタルが禁止になるというニュースが日本などに流れています。
ここではそのニュースの真相と現状について紹介します。
どうして禁止になるの?
コロナが明けて、どっと外国人観光客が増えたバリ島。
特に長期滞在の外国人が増えました。
バイクをレンタルする外国人観光客も増えたのですが、それと同時に事故も増えているのです。
母国でバイクに乗っている、運転経験があるという人はいいのですが、中には生まれて初めてバイクに乗る人も。
最近のバイクはオートマチックのスクータータイプなので、初心者でも簡単に乗れてしまう。
運転技術が未熟な外国人が起こす事故が日々増えているのです。
また、ノーヘルや裸でバイクに乗る外国人も多くいます。
ルールも守らず、違反や事故を起こしても逃げたり、逆切れする人も。
このようなことから、もう外国人観光客にはバイクを貸すなという意見が出てきたのです。
現状はどうなの?
外国人観光客へのレンタルバイク禁止の話は、観光大臣の談話からでて、世界中にそのニュースが伝わりました。
しかし、インドネシアではよくある事なのですが、大臣などから話が出ても、法令化されるとは決まったわけではないのです。
審議や調整をして、結局実施されなかったということはよくあります。
現在、外国人へのレンタルバイク禁止は実施されていません。
これまで通り、問題なくレンタルできますし、警察による取り締まりも起こっていません。
今後どうなるの?
この外国人へのレンタルバイク禁止が今後どうなるのかは、正式な発表はありません。
警察による取り締まりやレンタルショップの閉鎖ということはないので、なんとなく「あの話はなかった」といった雰囲気になっています。
ただし、レンタルバイク禁止法案が完全になくなったのかどうかはわかりません。
ある日突然、一切のレンタルバイクが禁止になるかもしれません。
もしかしたら、有効な国際免許やインドネシアの免許があればOKといった条件付きになるかもしれません。
インドネシアの法律は、突然発令されるということがよくあります。
なので、今後の動向を注意深く見守っていきましょう。
レンタルバイクの料金相場
ここでは、ざっくりとレンタルバイクの料金相場を紹介します。
コロナの前に比べ、レンタル料金が1.5-2倍近くになりました。
久しぶりにレンタルしたら、えらい高くて驚いたなんてこともありますので、ご注意ください。
2025年3月現在のウブドエリアでの料金相場を表示しています。
エリアによっては違ってくることもあります。
料金の基本は1日単位
レンタルバイクの料金は基本、1日いくらという計算になります。
1日というのは、朝から夕方まで。
昼過ぎに借りて、翌朝返しても1泊2日で2日分の料金が請求されます。
1週間とか1か月と言った長期でレンタルすると値引きもあります。
1週間場合、1日おまけして6日分の料金。
1か月の場合、20日分の料金。
このように、割引がありますが、いくら割り引くかは交渉によるものが大きいです。
頑張って値引き交渉をしましょう。
料金相場はRp70,000~Rp100,000/日
レンタル料金は車種や年式によって変わってきます。
だいたいの料金相場は以下の通りですので、これを基準にお店を選んだり、料金交渉してみましょう。
小型車(ホンダ・スクーピーやヤマハ・フィノ)
Rp70,000~Rp100,000/1日
古かったり、キズがあるものについてはRp50,000くらいまで下がります
大型車(ホンダ・バリオ、PCXやヤマハN-Max)
Rp100,000~Rp200,000/1日
特にN-Maxは人気があるので、年式が新しいものはRp2000,000/1日と言った値付けをするお店もあります。
外車(ハーレーダビッドソン)
ハーレーダビッドソンなど、大型の外車をレンタルする会社もあります。
1日当たりRp1.000.000など、とても高額になるので、ちょっと気軽にといったわけにはいきませんよね。
レンタル時のヘルメットやガソリン
バイクをレンタルして、さぁ出発!
いやちょっと待って、ヘルメットはあるの?ガソリンは?
ここでは、レンタルしたバイクの運転に必要な物について紹介します。
ヘルメットはレンタル可能
外人さんやローカルの方でノーヘルで走る方もいますが、原則バリ島ではバイクはヘルメット着用が義務です。
ノーヘルだと、つかまる確率が格段に上がりますし、なにより危険。
ちゃちいヘルメットでも被っておいてよかったということもあるので、ヘルメットは必ずかぶりましょう。
レンタル屋でバイクを借りると、ヘルメットも付けてくれます。
ただし、誰が被ったかわからないし、臭い!
安いヘルメットなら3,000円程度で買えますので、長期滞在するのなら新品を買ってしまった方がいいでしょう。
レンタルしたらガソリンの残量をチェック
バリ島のレンタルバイクは満タン返しの義務はありません。
逆に言うと、借りたバイクにガソリンはほとんど入ってない事が多いです。
ですので、まずガソリン量を確認し、少なければガソリンスタンドの場所を聞いてガソリンを入れましょう。
ガソリンスタンドでガソリンを入れる方法
ガソリンスタンドの事は「ポンパ・ベンジン」と言います。
また、インドネシアはガソリン会社が1社しかないのでその会社名「プルタミナ(Pertamina)」と言っても通じます。
ガソリンの事は「ベンジン」と言います。
ガソリンでは通じませんので気を付けてください。
バリ島にはセルフスタンドはありません。
すべて、店員さんが入れてくれるスタイルです。
ガソリンを入れるときは「満タン」で入れない方がいいでしょう。
理由は
- 給油する時、溢れさせることがある
- 細かいおつりがなく、Rp5,000単位でおつりが返ってこないことがある
通常「2万ルピア分入れて」と言って入れてもらうパターンが多いです。
スタンドの給油機も、金額分で止まるようになっています。

また、ワルンなど個人商店でもガソリンを売っています。
以前は、ビンにガソリンを入れて売っていましたが、最近は小型のポンプ(Pertamini)を使っているお店もあります。
ただ、このようなところはガソリンにゴミが入っていたり、料金もちょっと高めなので、ガス欠など緊急時以外は使わない方が無難です。
ガソリンの種類
日本でバイクや車を運転している方はわかると思いますが、ガソリンスタンドで売っている燃料にはガソリンと軽油があります。
ガソリンは車やバイク、軽油はトラックやバスなどのディーゼル車に入れるというのはご存じですよね?
バリ島も同じでガソリンスタンド(プルタミナ)ではガソリン(ベンジン)と軽油(Solar・ソラール)が売られています。
バイクにはガソリン(ベンジン)を入れましょう。
そしてこのガソリンも「プルタライト(Pertalight)」と「プルタマックス(Pertamax)」があります。
この2つのガソリンの違いは、補助金付きと補助金なし。
プルタライトは政府の補助金が付いていてリッターあたりRp10.000(100円程度)。
一方プルタマックスは補助金がついていないのでリッターあたりRp13.000~Rp15.000(変動します)。
ガソリンの性能はあまり違いがないので、安いプルタライトを入れたほうが得なんですが、安いのでいつも長蛇の列。
時々、売り切れなんてこともあります。
また、原則自動車はプルタライトは入れてもらえません。
なので、バイクがずらっと並んでいる列があれば、そちらがプルタライトと思ってもいいでしょう。
バイクはプルタマックスを入れても問題ないので、バイクにもプルタマックスを入れる人もいます。
正確にはハイオクにあたるガソリンも売られているのですが、ここでは割愛します。
バリ島の免許事情
バイクの運転をするには、免許が必要です。
なので、本来レンタルバイクを借りるには、バリ島で有効な免許証が必要なんです。
しかし、日本の国際免許はバリ島では使えません。
そこで、ここではバリ島の免許事情や取得方法を紹介します
バリ島では国際免許は使えない
バリ島では、日本の国際免許は使えません。
日本が加盟しているジュネーブ条約という免許に関する協定にインドネシアは加盟していないからです。
ただし、お巡りさんによっては日本の国際免許でも提示すれば見逃してくれることもあるので、可能であれば所持しておくといいでしょう。
旅行者は免許取得はできません
以前は、旅行者用免許と言って、30日間だけ使える免許がありました。
ところが、数年前にこの免許は廃止されてしまいました。
免許を取得するには、学科試験と実技試験を受けなくてはいけません。
ただし、前提条件としてITAS(居住許可)がないと試験は受けさせてもらえません。
つまり、ITAS(居住許可)がないと免許は取れないのです。
免許取得サポート
調べてみると、旅行者でもバイク免許取得のサポートをしてくれるサービスがあります。
私の友人が2019年10月にこのサービスを使って5年免許を取ってきました。
担当者と一緒にデンパサールの警察に行き、試験は受けずに免許を取ってきたそうです。
費用はRp2,500,000で、日本円にすると約2万円です。
そのサービスは、以下のサイトに詳細が載っていますので、興味がある方はご覧ください。
バリ島、バイク、車の免許サポート
免許がないとどうなるのか?
免許がなくても、レンタルバイクは貸してくれます。
借りるときに、免許証の提示を求めるレンタルショップはほとんどありません。
ただし、街中の検問や違反、事故をしたとき警察から免許証の提示を求められます。
この時、免許がないと無免許運転。
無免許運転の罰則はRp1,000,000(約10,000円)の罰金です。
日本と同じように、その場で違反切符が切られ、これを最寄りの銀行に持って行って、罰金を納めます。
逮捕や拘束という事は、まずありません。
注:無免許運転の外国人観光客が多く、事故やトラブルも一向に減らないので、無免許運転の罰則を強化しようという動きがあります(2025年2月の情報)
もし、違反切符ではなく、その場でお金を払えと言われたら、それは賄賂です。
正規の違反罰金はRp1,000,000ですが、わいろ要求額はRp300,000程度です。
賄賂を拒否したら、正規の罰金の支払いとなりますので、どうされるかは自己判断でお願いします。
レンタルバイクの注意事項
レンタルバイクを借りる場合や運転する場合の注意事項をまとめました。
STNKを確認すること
STNKとは、車両登録書の事で、以下のような書類です。

バイクや車を運転するときはこのSTNKの携帯が義務付けられています。
検問では免許証とSTNKの所持をチェックされます。
この時、STNKがないと最悪盗難車と言われる場合もあります。
STNKはスクータータイプのバイクならシートの下の物入れにしまってあるはずです。
いざというときのために、お店の方にSTNKがどこにあるか確認しておきましょう。
簡単な操作方法を聞く
レンタルバイクのほとんどがオートマチックのスクータータイプですので、操作方法は難しくありません。
ただし、エンジンのかけ方やウインカー、ライトスイッチの場所などは一応聞いておきましょう。
また、給油口の場所、シートの開け方、ハンドルロックのかけ方もちゃんと確認しておくと、いざというとき焦らないですよ。
返却日の確認
レンタル期間の所でも説明しましたが、返却日時をしっかりと確認しましょう。
1日レンタルの場合は、朝借りて、夜に返却ですが何時までお店がやっているのか確認が必要です。
また、お昼過ぎに借りた場合はいつまで使っていいのか?
24時間制なのか、1泊2日になるのか?
返すときトラブルになるので、借りるときにしっかりと確認しましょう。
何かあった時の連絡先
事故や故障があった場合の連絡先を聞いておきましょう。
ちゃんとしたレンタル屋ならビジネスカード(名刺)があるので、それをもらっておきましょう。
また、夜間や緊急時の連絡先も聞いておくと安心です。
車両の状態を確認
車体にキズや欠損がないか?
もしあったら、借りるときに写真にとるとか、店員に確認させましょう。
返すとき、壊した、傷つけたともめる原因になります。
タイヤの空気圧や減り具合もチェックしましょう。
溝がなくてツルツルのタイヤはパンクやスリップの危険もあります。
そのような場合は、バイクを交換してもらいましょう。
他にもエンジンのかかり具合、ライトやウインカーの点灯、ハンドルのブレ、ブレーキの利き具合などチェックすることは沢山あります。
バイクを借りたら、まず近所をちょっと走って、異常を感じたらすぐに修理や交換をしてもらいましょう。
人気があるレンタルバイクの車種

レンタルバイクで人気のバイクを3車種紹介します。
どれもオートマチックのスクータータイプです。
ホンダスクーピー

排気量110ccクラスの小型スクーターです。
軽い取り回しなので、女性やバイクになれていない男性向けです。
二人乗りや長距離はちょっと厳しいです。
ホンダバリオ

125ccと150ccの2対応がある水冷のスクーターです。
排気量も大きく、水冷で馬力があるので、男性向けのバイクですね。
車体も大きいので二人乗りや長距離も大丈夫です。
ただ、ちょっと重いので、あまりバイクになれていない方には難しいかもしれません。
ヤマハN-Max

155ccのスクーターで、かなり車体が大きいので、一見250ccくらいあるように思えます。
日本でもこのN-Maxが売られていますが免許制度の関係で日本で売られているN-Maxは125ccです。
エンジンもかなりパワフルなので、二人乗りでの長距離も楽々こなします。
ただし、車体が大きいので渋滞時の取り回しがちょっと辛いですね。
それと、女性には厳しいかもしれません。
外国人観光客には大人気なんですけどね。
また、N-Maxより排気量、車体が大きなX-Maxのレンタルも見かけるようになりました。
大きな車体でパワーもあるので、外国人観光客に人気です。
交通ルールと事故に注意
バリ島の車やバイクの運転、マナーがとても悪いです。
日本にいるときと同じ感覚で運転していたらとても危険。
ここではバリ島の工事場などについて紹介します。
交通ルールは日本と同じ
バイクの交通ルールは日本とほぼ同じです。
左側通行ですし、標識も日本とほぼ同じです。
日本で普段からバイクや車を運転している方なら、それほど違和感は感じないでしょう。
ただし、交差点などの優先道路が違います。
日本では直進優先ですが、バリ島は先に交差点に入った方が優先と言った意識です。
また、広い道路では赤信号でも自由に左折ができる交差点があります。
ですので、交差点などでは十分注意しましょう。
マナーが悪いです
運転マナーはひどく悪いです。
多分、マナーを知らないんだと思います。
信号無視はもちろん、左側から追い抜きをしたり、右折車の右から抜いてきたりとやりたい放題です。
後方確認はほとんどしません。
もしかしたら前方確認もしていないかもしれません。
車間距離は取らない。
対向車があっても無理やり追い抜く。
運転中の携帯、メールはもちろんやる
本当に交通マナーが悪く運転も荒いです。
交差点に入るときは青信号でも必ず徐行して周囲を注意しましょう。
また、右左折時は前方後方に気を付けて
遅い車やバイクがいたらもらい事故の危険があるので、とっととぬかしましょう。
道路事情が悪い
道路事情も悪いです
いきなり穴ぼこが空いていたり、砂や砂利、レンガといった建築資材が置きっぱなしになっているところもあります。
雨季になり雨が降れば道路の冠水はしょっちゅうです。
スコール時のバイク運転は危険ですから、どこかの店先で小ぶりになるまで待っていましょう。
また、水が引いてもごみや砂が道路に散乱していますので注意が必要です。
子供の飛び出しも注意ですが、犬猫の飛び出しも多いです。
時々、走るバイクに吠えながら追いかけてくる謎の犬もいます。
保険は効かない
旅行者で有効な免許がない場合、海外旅行保険などは原則適応されません。
中には、保険がきいたという例もありますが、ほとんどの保険会社は無免許運転の場合は保険適応外となるようです。
また事故をおこした場合、外国人が不利になります。
よっぽど金持ちの車にぶつからない限り、相手から補償金を取ることはできません。
せいぜい、お互いに痛み分けが関の山です。
とにかく事故を起こしたら、すべて自分の責任で対応しなくてはいけないという事を、知っておいてください。
バリ島レンタルバイクのまとめ
観光客の多いエリアでは、簡単にレンタルバイクを見つけることができます。
借りるときも、パスポートとお金さえあれば簡単に借りることができます。
外国人観光客向けのバイクレンタルは禁止という話が過去出ていました。
しかし2025年3月現在、今まで通りバイクレンタルは可能です。
レンタルバイクの料金相場は1日Rp70.000~Rp100.000程度。
ただし、N-Maxといった大型で人気の車種はRp150.000~Rp200.000位します。
また、クタなどに行けばハーレーダビッドソンなど大型の外車をレンタルしているお店もあります。
バイクに乗るときはヘルメットは必ずかぶりましょう。
ノーヘルで乗っている人もいますが危険ですし、警察に捕まる可能性も高くなります。
ヘルメットはレンタルバイク屋さんで貸してくれますが、安いので長期滞在される方は新品を買ってもいいでしょう。
バリ島は日本の国際免許は使えません。もちろん、日本の免許も通用しません。
原則、旅行者はバリ島の免許は取れない事になっていますが、旅行者向けの免許取得サポートを行っているエージェントもあります。
交通ルールはほとんど日本と同じですので、日本でバイクや車に乗っている方なら、それほど違和感はありません。
ただし、交通マナーは悪いです。
交差点や、右折、左折時には十分注意してください。
バイクがあると行動範囲が広がり、バリ島の旅もより一層味わい深いものになります。
しかし、事故や警察のリスクもあるので、自己責任でバイクレンタルをしてください。